好き勝手に・げーあにん?

ファミコンと同い年の社会人ヌルオタの日記

プログラム言語初心者にとって最もタメになる言語は Ruby

『最もタメになる初心者用言語』が熱いっぽいので乗っかっていきます。ちょっと遅れ気味の参戦なので、ちょっとネタっぽくしようとしたのにガチになってしまった。

基本的には ActionScript を推す人に完全に同意。アニメーションとかゲームっぽいものを作りたいなら ActionScript でやればいいし、Webでなんかやりたいならまずは JavaScript をやればいいし、Windowsアプリが作りたいなら C# やればいいし、携帯アプリが作りたいなら Java をやればいい。一番いいものがあるなら他の言語は淘汰されてるはずで、それがされていないってことは、どの言語を選んでもためになるってことなんですよ。たぶん(投げやり)。

Matzさんの視点はあくまでも言語設計者、もしくは言語オタクの視点で、「初心者が抽象化などを用いて“良いソフトウェア”をつくる為の言語」が何か、っていう視点なんですよね。それが、「初心者」がいろんな意味でとられて、また*1大盛り上がりって感じか。

“初心者”も“為になる”も意味が広すぎてわけわかめ><

ここからは、初心者(?)の私には Ruby を学んだことが一番為になっているよ、という話し。

私は英語が大の苦手です。中一の一学期から植え付けられた英語への苦手意識が、今日までの進路に大きく関わっているといって間違いないぐらい。で、そんな私にとっての Ruby の魅力のひとつは、開発者が日本人であることだったりするんです。

生みの親は日本人。開発に関わっている人たちの多くも日本人。別に国産マンセーなんていう意味ではなく、言語開発に関わる人たちの良質な“日本語”の文章に、言語に詳しくない“初心者”が簡単に辿り着けるんです。

開発者用MLも日本語だし、開発に関わっている方々が本を書いても日本語だし、サイトやブログも日本語ですよ。英語の理解に苦しむ場面なんて、コミットログを読む時ぐらいのもんです。

プログラミングに限らず、何かの知識を高めるのに一番効率がいいのはわかってる人に教えてもらうことでしょう。言葉にしても文章にしても、他人の知識や意見をとりこむのに、障壁となる英語という壁がなければ理解はスムーズに行えます。

また、C や JavaJavaScript などの世の中に溢れかえっている言語は、情報も溢れかえっていて、何が適したプログラムなんだかわけがわかりません。その点、Ruby は開発者が日本ですから、開発に関わっていそうな人の本やサイトを見れば間違いは少ないでしょう。

まぁ、英語に何の不自由の無い人たちには、まったく通じない理屈なんですけどね。

プログラミングの理解の妨げになる“英語”という壁が無いのはいいけど、ますます英語から遠ざかるという意味ではタメになっていないのかもしれません。

*1:PHPをdisった時に続いて