今年は80冊ほどでした。以下、特に良かったものをふりかえり。
君が僕を
4巻完結。百合。
私の読んでる中では、この作品だけだけが持つ雰囲気力というか、文章が作り出す空間が独特な作品だった。
ココロコネクト
今年の新作。既刊3巻。『人格入れ替わり』『欲望開放』『時間退行』
どの話しも、自分だったらどうするかをとにかく考えてしまってヤバイ。自分の心の汚さが身にしみてしまう。ココロガリガリされながらも読んでしまう。
個人的には人格入れ替わりの姫子と、欲望開放の姫子が良かった。って、全部姫子かよ。時間退行は、太一の危機感なさっぷりにイラッときてしまったけど、唯がんばれ唯で乗り切れた。
猫物語(白)、(黒)、傾物語
化物語シリーズ第1シリーズ終了。そして第2シリーズへ。
化物語シリーズは、それぞれの最後だけじゃなくて、序盤からずっと面白いのが凄いよなぁ。メタなネタに紛れて伏線も仕込まれてるので油断できん。傾物語とか終始ドキドキしながら読まされてしまった。主にいつ出てくるんだよ的な意味でだけど。
3冊の中では、やっぱり猫物語(黒)ですかね。もちろん白あってこその黒なんだけど、シリーズ初の語り部変更で、羽川さん語り。冒頭での阿良々木君は失望するかもねみたいな羽川さん語りもいやもうそんなわけないじゃなですかとかいうか、読者みんな羽川さんにより強く心を奪われたに違いない。というか私のことですけども。