LL魂に行ってから、そっちの方面のテンションが上がってしまったままなので、今日もヌルオタの日記であることを忘れて書いてみる。
『プレゼンソフトを作る』での質疑にあった『ページ送り以外のプレゼン』について。この命題を胸に秘めつつ帰路についた人が多かったんじゃないか、というか私もその一人で、いろいろ思うところがあったので書き殴っておく。
「ページ送り式でないプレゼン」の可能性について真面目に議論していてずっこけた。みなさんスルー力なさすぎて大好きです。
質問をしたご当人のブログただのにっきより。って、あれがたださんだったのか。個人的にはかなりこのお方の影響受けてるんだよな。3タブとか3タブとか(それだけか)。
閑話休題。あの質問は、プレゼン=紙芝居式の枠に留まっていた人にも、その発想から抜けることを模索している人にも、刺激的な発言だったと思います。私は完全に前者の留まっていた人の方なので、痛いところを突かれたなという意味で変な汗かいた。
そんな刺激ある発言をする方と、発言をスルーしていない皆さんが、私は大好きです。そこに痺れる憧れる。
で、紙芝居形式から抜け出そうとした場合にどうすればいいのかを、思案したんだけど、ゲーム畑に生きてるせいなのか、どう考えてもゲームに行き着いてしまう。
プレゼンツールがマルチエンディングをサポートしてもいいよね。
それなんていうマルチエンディングアドベンチャー?
どうせなら発表者もアバターになって、ぜんぶ3D世界の中で完結したプレゼンをして欲しい。いわば3D版「山野ゆき菜メソッド」
3D世界を移動できて、何かのアクションを起こすとイベント(プレゼン)が進む。それなんてロールプレイングゲーム?
たださん本人にも、考えていくとゲームになるという認識はあるらしく
これも推し進めるとScond Lifeで人を集めて従来型プレゼンをする……というネタじみた話になってしまうのだが。
と書いている。
ゲーム風のインタラクティブ(?)なモノをつくるという意味なら、NScripterとか、吉里吉里とか、RPGツクールXP*1とかを使えばプレゼンもできるんじゃないのか? これらの所謂ゲーム用スクリプト言語*2を持つソフトに、プレゼン特化のマクロやら関数やらを使いながら書いていけば、できてしまうんじゃないか?
あと、単純に表現の昇華という意味なら、Flashのアクションスクリプトを吐き出すツールを作るとか? 直接アクションスクリプト書いた方が早いか? 作りこめばFlashゲームっぽくもなるし。
「次世代プレゼンはゲーム開発なんだ!」‥‥なんていう結論に落ち着きかける。いやいや、それは違うだろ。だんだん、プレゼンがなんのかがわからなくなってきたし。聴衆の側が自由に見れるところを変えられたりするのって、普通のWebサイトと一緒じゃないか。Flashゲームができるところだってあるじゃないか。話し手がいることがプレゼンのいい所であって、話し手がいらなくなるシステムなら、別のもの(広告媒体、ネット、ゲームetc)がいろいろとやってるんだよ。
見た目の派手さや、紙芝居方式からの脱却よりも、プレゼンテーターの意図伝達の効果を最大限に活かす事を考えるのが効果的ではないのだろうか? と思い直して、いくつか考えてみた。
カンペ付きプレゼン
練習不足でも安心。操作用の画面にカンペを埋め込める。テレビ番組とかで使っているフリップの裏側に原稿張ってあるみたいな感じ?
緊張度表示機能
心拍数や指先の汗を感知して、自分の緊張度を測定&表示。緊張している自分を客観的に見ることによって、緊張を和らげる効果を狙う。
人によっては逆効果になる可能性があり。
緊張度を測るデバイスの事はまったく考えていない(どーん)。N64にバイオセンサーとかあったから、安く作れんじゃね?(投げやり)
相方機能。腹話術人形機能。
ひとりでのプレゼンはとても心細いし、話しの繋げ方が難しい。こんな時、頼れる相方がいれば‥‥。そんなあなたに相方機能。プレゼン画面に任意のボタンでかわいいキャラクターを表示。セリフは吹き出し表示か、録音音声の再生(ボイスチェンジャー機能付き)。
「あれ?‥‥声が‥‥遅れて‥‥聞えるよ?」なんて、某腹話術師ネタで笑いを取ることも可能!(?) デフォルトインストールのキャラクターは「まじろう」(えー)。
‥‥ほとんど話し手補助ばかりで聞き手への訴求力を完全に無視(自爆)。LL魂でのプレゼンソフトの「初心者でも使える」という用件への変な角度でのアプローチにはなった気がするのでいい事にしよう。結果オーライ。
関連