好き勝手に・げーあにん?

ファミコンと同い年の社会人ヌルオタの日記

読了メモ

さぁ、私がどれだけ『とらドラ!』が好きかという話しを始めようか。
その前にイリヤ。浅羽妹と水前寺のやりとりとか、浅羽父母の文化祭めぐりとかは好きなんだけどねぇ。もう最終巻での浅羽の危機感の無さにイライラがつのりまくりでしたよっと。でも、なんだかんだで、続きが気になって最後まで読んだんだけども。

で、『とらドラ!』。こちらは私のストライクゾーンど真ん中でございます。『田村くん』もそうだったけど、なんでこの人のラブコメはこんなにキュンキュン来るのかね。

とらドラ!はこんな人におすすめです

  • Mだという自覚がある
  • (主に外面的な)コンプレックスがある
  • 「○○(自分の名前)君って、そんな人だったんだ」と言われたことがある

というか、これ俺。

心の中では噛み合ってるはずなのに、なかなか噛み合わないすれ違いっぷりがたまらん。大河の不機嫌セリフにニヤニヤし、罵倒にニヤニヤし、ドジってへこむ様にニヤニヤし。ニヤニヤが止まらないにも程がある。

Amazonレビューとか見てると、ラブよりコメが多めという印象が強いらしいけど、私は圧倒的にラブが多いと思ってます。だって、大河の竜児へのセリフの全てに好意が入っているといっても過言ではないんだぜ? 『love』なのか『like』なのかわからない曖昧さと、『like』すらも隠す罵倒が、いい味出しすぎてて、全編通してニヤニヤが止まらないわけですよ。

女性作者なせいか、「キレイなラブコメ」って感じはするかなぁ。男作者のラブコメって煩悩がわかりやすい方向(主に性的な意味で)の発想にいきがちだけど、その辺りをキレイに書く人だよなぁ、という印象がある。

12/10の新刊発売までに追いつけそうな勢いだ。つか、12月の電撃文庫新刊とらドラ6!、嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3、狼と香辛料6と、読むものが固まりすぎだと思うんだ。どれから読めばいいんだ! どれから読めばいいんだ!(なんで二回いうの?)