好き勝手に・げーあにん?

ファミコンと同い年の社会人ヌルオタの日記

ライトノベルの面白さが伝わりにくい理由

本格的に(?)ラノベを読み始めて半年経って「なんでこんなに面白いのに今まで読んでなかったのか」という自問が転じて、「面白いかどうかがわかりにくいから」なんじゃないか? とかなんとなく考えたことのメモ。

  • ネタバレ無しで面白さを伝えるのが難しい
  • 五感への訴えが(ほぼ)無い
  • 面白さがわかるまでに時間がかかる
  • (読書スピードが遅いと)最新の話題についていけない

『時間がかかるから』に集約してしまう気もしないでもないけど。

※以下、嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1巻の一部引用があるので注意


ストーリーのあるものならみんなそうだけど、ノベルの面白さ=99%ストーリーの魅力なわけで、未読者へのネタバレ厳禁ってのは大前提だよな。映画とかなら「アクションシーンが凄かった」とか言えるんだろうけど。

で、ストーリーが面白いのに、ストーリーを教えずに面白さを伝えるのって一体どうすりゃいいんだよと。それでも、感想を書くのがうまい人が、軽い内容紹介とそれにあわせた感想を書いてると、面白そうに見えるから不思議だ。私の文章力が無いせいというのには否定の余地が無い。

とりあえず、

「君、あの子たちを○○っちゃった?」
「うん!」

の部分を引用せずにまーちゃんの壊れっぷりの凄さを伝える方法を考えたんだけど無理だった。伏字にはしてみたけど。私は、この部分を読んだ瞬間、完全にこの作品に惚れこむ程の衝撃を覚えたんだけど。嘘じゃないし、変態でもない。ちょっと嘘が混ざった。

で、なんとなく感想書いても、読んでる人にしかわからないものになりがちで、新規に興味をもちにくい気がする。興味をもったとしても、一巻は読みきらないと面白さが伝わりにくい+読みきるには時間がかかる、で途中離脱しやすいだろうし。

ついでに、アニメ化されてもマンガほどは原作に流れていかないのは、アニメでストーリーがわかってしまうから、というのが結構大きいと思う。少なくとも私はアニメで見た奴は後回し or 読まなくてもいいかなーと思ってしまう。


五感への訴えが無いというのは、絵とか音的な意味で。視覚は使うけど、文字の羅列自体を楽しんでるわけではなく、内容を理解することで感想を生むわけだし。それって視覚に訴えられてるんじゃないか? とか細かいツッコミは禁止で。私の文章力が無いのを察してください。


「最新の話題についていけない」ってのは今現在の私の愚痴。みんな読むの早すぎ。遅読家にはついていけん。みーまー3、香辛料6、とらドラ6買って、昨日今日で必死に読んでみーまーだけなんとか読み終わったよ。すでに新刊を5冊とか読み終わってる人ってなんなの? ネット見てても、未読の本のタイトルを見るたびに、瞬間退避を続ける今日この頃。


つまるところ何が言いたいのかというと、私にはラノベの面白さを伝えるのは無理だから、勢いだけでテキトーに書き散らすことしかできませんよ、というダメラノベファン宣言なのでした。ラノベ面白いよラノベ(さっそく勢いだけ)。


‥‥つか、ホントにみんな何がきっかけでラノベ読みはじめるんだ? アニメ化とかコミカライズとか? 私自身は名前つながりで「わたしたちの田村くん」を読んでみたら、という経緯なので参考にならん(爆)。