好き勝手に・げーあにん?

ファミコンと同い年の社会人ヌルオタの日記

読了メモ - 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4

まーちゃんのヤンデレ要素を主成分として読んでる人にとっては、肉抜きネギだく牛丼ぐらいの価値になっている恐れがあるので気をつけてください。

私はみーくんシンクロの割にはまーちゃん自体には惚れてないので読んでるのでビックリするぐらいノーダメージですよ。どこかが嘘だといっておかないと、それはそれでマズイ気がするけど。

以下、ネタバレ‥‥してるようなしてないような。多数決をとったら、ネタバレして無いほうが勝つんじゃないかな。この巻は続き物になってるので、何がネタバレなのかよくわからないね。犯人はヤス。もちろん嘘。


人が殺されようが、監禁されようが、破綻したまーちゃんにみーくんを認識させることが最優先だということを、何の気負いもなくやってのける。そこに痺れる憧れる。最後だけ嘘だけど。

一緒についてきてしまったアマチュア無線部部長の柚々への興味もほどよい希薄さ。普通の話しだったら、これだけの極限状態で二人きりで寝てたりしたら、もっと葛藤とかあるのにね。まーちゃん以外への興味の薄さが素晴らしい。良く言えば一途。悪く言えば‥‥なんだろう?

みーくん視点じゃなかったら、もっと柚々に(読者が)惚れそうになる行動とかたぶん山ほどあるんだぜ? 書かれていない分、無駄に脳内補完が働いてしまう。番外編かなんかで柚々の一人称視点バージョンとかやりませんかね? それはそれで、みーくんの嘘つきっぷりが読めなくて寂しいけど。

続き物ということで、この巻だけではまったく終わってません。次巻が出る来月にまとめて読めばよかったと後悔してます。私、この人の話しを読んでる間は、心が違う世界に行ったまま帰ってこなくなっちゃうので精神衛生上よろしくない。どーしてくれるんだ、まったく仕事が手につかないじゃないか。なんて、自分の責任を他のもののせいにして、ダメな若者らしさを演出してみた。演出しなくてもダメな若者だけど。もう“若者”かどうか怪しくなってきたから嘘かも。“ダメ”の部分が嘘なら良かったけど、もう手遅れだな。