好き勝手に・げーあにん?

ファミコンと同い年の社会人ヌルオタの日記

ビューティフルコード読みおわた

ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)

ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)

しっかり読むとまたスランプに陥りそうだったので*1、まったりまったり読んでたら買ってから4ヶ月近くも経っていた罠。もう中盤の内容あんまり覚えてないな(えー)。

印象深かった箇所をふりかえり。‥‥眠いので少しだけ。

22章 スプーン一杯の汚水で

樽いっぱいの汚水にスプーン一杯のワインを注ぐと、樽いっぱいの汚水になる。
樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水を注ぐと、樽いっぱいの汚水になる。
ショーペンハウエルエントロピーの法則より)

達人プログラマーで書かれている“割れた窓”に通じるところがあるなー、とか思いつつ。

最初の格言(?)の引用の的確さもあいまって、本書で一番印象に残ったのが、Solarisの開発中に起きた問題解決のさまを書いているこの章。

“ビューティフルコード”でもあるが、この章に関しては“ビューティフルコメント”と呼んだ方が適切でしょう。最後の長文コメントみたいなノリは私は大好きです。

引用しようと思ったけど、長いのでやめ(ぇ)。

コメントに感情をのせるのは好みが分かれたりするんだろうか。私は大好きなんですが。

15章 美しいデザインの長期にわたる恩恵

この章の内容は、短くて、的確で、質素で、現実を考えて書かれているものだと私は信じています。

‥‥と、この章の結論での文をもじってみた。元の文は本で読め(投げやり)。美しいコードへの言及に相応しい明確で、スッキリした文章だった。

『29章 エッセイのごときプログラム』とあわせて読みたい

28章 美しいデバック

自動デバックとか差分デバックとか。興味わいてサイトに行ったら、最新らしきNEWSの日付が 2006-12-30 な件。日本語の資料も少なそうだ‥‥気が向いたら調べる。