好き勝手に・げーあにん?

ファミコンと同い年の社会人ヌルオタの日記

読了メモ

2月の電撃文庫新刊が出たので、それまでに読んだ分。

カードヒーロースマブラで忙しくてほとんど読んでない。

ミミズクと夜の王』。2月の電撃文庫新刊で、電撃小説大賞の受賞作が出てくるようなので、その前に去年のを読んでおこうという流れで。帯の紹介文まんまだけど、まっすぐさに負けた。これは負けるわ。まっすぐだしシンプル。ミミズクのキャラの反映なのか文章は台詞だけじゃなくて全体的に簡潔。驚くような伏線とかもほとんどない。「まっすぐさに負けた」という感覚は読後感を表すのに適切すぎる。

で、読後感シンクロで、ミミズクの帯コメントの主、有川浩の『図書館戦争』を読み始めたという流れ。普通逆。「21時とかにやってるドラマっぽいなー」とか思いながら一冊読み終わったら、あとがきでコンセプトは月9連ドラ風とか書かれてた。見事なぐらいに作者の術中ですよ。私の中の月9連ドラもこんなんですよ? ただ、本当にやったら、防衛のシーンはちゃちいつくりになるのが容易に想像できてしまったw 実写化するなら映画でお願いします(そういう問題か?)

しかし、ハードカバーを買うのはちょっと抵抗あるな。主に金銭的な意味で。

ミミズクと夜の王』と『図書館戦争』のおかげで、またラノベの基準がよくわからなくなったのであった。まぁ、少なくとも図書館戦争ラノベではないな。主に価格と重量的な意味で。