- 作者: 倉田英之,okama
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/07/08
- メディア: 単行本
- 購入: 22人 クリック: 328回
- この商品を含むブログ (55件) を見る
買うつもりなかったのに、表紙と帯のインパクトにやられて衝動買い。オタクを超えた漢の生き様、存分に堪能させていただきました。
我々の世代のアニオタなら、倉田英之氏の説明とかいらないよね? まぁ、はてなキーワードとかになってるでしょ。
各誌に載っていたコラム収録と、挑戦書き下ろしエッセイという構成。各誌の記事にも笑いっぱなしでしたが、やはり特筆すべきは書き下ろしの『俺とラストラブ』。オタク越えのひとつの形に魅せられました。
倉田先生が自分の理想の女性に出会ってしまって千和グッジョブな話しなんだけど*1、オチが‥‥なんとも複雑な気持ちになるオチでね。肯定したい気持ち八割、否定したい気持ち八割で就職率150%を超えた!みたいなモヤモヤ感(意味不明)。これを読み終わってから一週間経った今でも、そうなりたいとか、なりたくないとかのハッキリした形の感情にならないまま、脳内をグルグル回り続けてます。
この本の帯の「女は紙か jpg に限る!」は秀逸だよなぁ。声オタ兼アイマスオタの私としては「女はポリゴンか mp3 に限る!」と改変して公言していきたい(するな)。ポリゴンはレンダリングしないと認識できないので二次元である。特にアイマスはトゥーンシェードと輪郭線描画が非常に重要な視覚要素を担っているという意味で、ただの三次元とは(以下、長いので略)