好き勝手に・げーあにん?

ファミコンと同い年の社会人ヌルオタの日記

アイドルマスターONE FOR ALLの全員同時プロデュースに関して思ったこと

アイマス2がつまらなかったという話しと、ONE FOR ALLは全員同時プロデュースになるべくしてなったんだと(勝手に思っていると)いう話し。


アイマス2がつまらなかった原因は、ユニットごとの会話があるという仕様を入れようとしてしまったことにあると私は思っている。

ユニットの膨大な組み合わせを減らすためにプレイアブルキャラは減らされた(竜宮小町)し、作る側は組み合わせが多くて膨大な量を取ったつもりになっているであろうボイス量も、遊ぶ側からすると見ていない組み合わせの方がずっと多かったりするんじゃないだろうか。

下手にユニット会話なんてあったせいで、朝の挨拶やライブ前会話は同じような内容になって、キャラの個性も平滑化されてしまったように思う。キャラゲーでキャラの個性を消してどうすんだ。



そんなアイマス2がつまらなかった原因に1つの解決策を示したゲームが、今回のONE FOR ALLだった。

13人同時プロデュースによって、特定の組み合わせでしか見ることが出来ないイベントを実装すること容易になったのだ。今までのように膨大な組み合わせ全てに対応する必要など無い。なんせゲームを進めていけば全員同時プロデュースができるのだ。全員同時プロデュースしていれば、特定のメンバーが揃っていないと発生しないという条件は誰もが満たすことができる。

この仕様は、13人という組み合わせを考えだすと頭を抱えざるを得ない人数がいるゲームで、キャラクター同士の会話イベントを実装するための、冴えたやり方だったように思える。

定番の組み合わせから、昔のCDシリーズであったユニット、昔のドラマCDシリーズであったイベント、ちょっと意外な組み合わせまで、複数人が絡むイベントが発生する度にニヤリとできるゲームだった。


まぁ、そんなんアイドラとか、ドラマCDでもいいと思うんですけどね(元も子もない)。自分の育てたアイドルたちが会話してるのが意味があるんだよ!(フォロー)



全員同時プロデュースの弊害として気になったのは、最初にプロデュースしたアイドルと、後半にプロデュースを開始したアイドルの差が開きすぎていて、不憫だったことかなぁ。もうAランクになったアイドルに混じって、何の苦もなくランクを上げていく後発アイドルたちに、何の思い入れが芽生えるのだろうか。そういう意味では、すでにアイマスで遊んだ人向けのゲームなんじゃないかと思う。