ちょっと今後の考察へのメモ書きのつもりで書いたら、、丁寧にコメントを残してくれただけでなく、私のために撒いてくれてるんじゃないかと思えるエントリーまで書いていただいたので、パックリと食いつかせて頂きます(自意識過剰気味)。
3D酔いには個人差があるので、一個人の意見という枠は脱せませんが、私の中では結論が出ています。
Wikipediaの3D酔いの項を見ながら話しを進めたいと思います。べ、別に自分で説明を書くのがめんどくさいわけじゃないんだからね! 他人の意見を用いて確証性を高めたいだけなんだからっ!
運転手には起こらない乗り物酔いとは違い、こちらはゲームを遊んでいる本人にも起こりうる。
私も自動車の運転では酔いません。乗り物酔いはそれほど酷くはないですが、それなりに酔います。車がダメです。バスはわりかし平気。電車はALL OK。でも、ちょっと前に新大阪まで新幹線で行ったら微妙に酔った。ALL OKじゃないじゃん。
いきなり結論ですが、「自分で運転できてるものは酔いません」。マリオギャラクシーのカメラはこちらの意思とは関係無しに勝手に動きやがるので酔うのです。私がマリオサンシャインで酔わなかったのは、カメラがほぼ完全に自分で動かせていたからです。カメラを動かせるタイプのゲームの場合は、プレイする人間の腕で3D酔いを軽減させることが可能です。酔いやすい者の知恵と技術といったところでしょうか*1。
マリオ64はそれなりに酔いましたが、それほど勝手に動かされてる感はなかったのでそれほどは酔いませんでした。
さて、酔う側の人間からみても、「マリオギャラクシーでは酔わない」という人の意見もわからなくはないです。伊達に「酔わないカメラ」なんて言ってるだけの事はあります。Wikipediaで言及されている点では、以下の項目が特に顕著でしょうか。
- 画面が小さすぎる(注視する必要がある)もしくは大きすぎる(視界を占有する為錯覚し易い)
- 動きが激しい(特に上下動が大きいと問題が起き易い)
- カメラが今まで以上に引いてキャラの視覚占有率を下げている
- ジャンプによるカメラの上下動が少ない
- カメラの移動は、(球体面だとしても)地面に対して水平な移動に近い
他にもいろいろ気を使っているのかもしれませんが、パッと見でわかったのはこのぐらいでしょうか。わかりやすいぐらいハッキリと3D酔い対策が施されています。その代償として多少なりとも失っているものがあるのですが、それはまた別の話。
以上が、酔いやすくなった理由と、酔わなくなった理由、ってことでどうでしょう?
まぁ、いくら意見を並べたところで、結局は「体質」だといってしまえば終わりなんですけど(元も子もない)。
*1:自分で動かせるカメラでもその操作性に左右されます。その点ではサンシャインのカメラは「操作できるカメラ」としては出来がよかったのではないかと思っています